7月28日
仁王像の閉眼法要と搬出準備の様子です。
天気が心配される中、朝早くから手伝いの方に、お寺に来て頂き、みんなで協力して作業を進めて行きました。
午前中は、道の片付けや境内の清掃
仁王門の柵の取り外し。
閉眼法要準備を進めることとなりました。
斎座(昼食)は
午後から、仁王像閉眼法要を行いました。
参列者の皆さんには距離をとって座って頂きました。
閉眼法要の後、明日の搬出の為の準備に取り掛かりました。
仏師吉田さんをはじめ、職人の皆さん、檀信徒さんのおかげで、手際良く丁寧に仁王像が梱包されていきました。
子供たちは玄徹和尚と一緒に仁王像とハイタッチを楽しんでいました。
今しかできないこと。日常生活ではできない貴重な経験。
『子供たちが将来、思い出してくれたら』と思ってやみません。
またそれが『仁王像修復プロジェクト』のテーマの一つでもある、『子供たちに歴史や文化を残すこと』ではないかと思います。残すのは仁王像という形だけではありません。長年、信仰の対象であったこの仁王像への檀信徒、また地域の想いも、小さな心に感じ取ってもらえればと思います。
最後に明日の搬出の為の打ち合わせを行い。明日に備えました。
玄要拝